新年明けましておめでとうございます。
年頭に当たってのご挨拶と昨年の活動のご報告をさせて頂きたいと思います。
北海道ビルダーズ協会は北海道の地域工務店の健全な業界形成を目指して設立され早3年が経ちました。
道民のみなさんに積雪寒冷な気候に適した良質な住宅を提供することを第一の使命として日々活動をしているところです。
まず第一に国が進める地域型住宅グリーン化事業を全道規模で進めながらもその他の課題にも積極的に取りくんでいます。
今年の大きな取り組みとしては北海道庁が主催した地域工務店と建築家のコラボで開催した南幌町の「きた住まいるビレッジ」に当会の道央の主要メンバーが参加したことがあります。
また忘れられないのは、昨年9月6日に起きた胆振東部地震です。
北海道で初めての震度7の地震は多くの甚大な被害を出しました。
これに対して我々地域工務店がどのようなことが出来るかのかが大きな問題でした。
一昨年、北海道と当会の全国連携団体である、 一般社団法人 全国木造建設事業協会が主体になって災害協定を結びました。
それを背景に木造応急仮設住宅にチャレンジしましたが残念ながら今回は施工を担うことが出来ませんでした。今後は新たに体制を整えてこのような緊急事態に対応できるよう組織を整えていかなければなりません。
もう一つは業界の積年の課題である大工の育成にJBNとタイアップして積極的に取り組んできたことです。
皆様方にもどんどん情報展開をしていきますので共にこの問題に取り組んでいくことをお願いたします。
今後とも多くの課題を抱えながらも地域の工務店が出来ることを通じて社会に貢献していかなければならないと年頭にあたり改めて考えております。
今年一年よろしくお願いたします。